概要

　企業を取り巻く環境が変化していく中で、経営や組織のあり方・構造も時代に合わせ変化を続けてきました。では、VUCAの時代（※）と言われる今、求められているのはどのような経営なのでしょうか？ 　本講座の講師である北川賢司氏が、多くの企業に関わり見つけた答えは「一人ひとりの人間的成長を軸にした経営」でした。とはいえ、ご存じのとおり、人間力を育むことは簡単ではありません。もちろん仕事上の具体的な成果につながりやすい成長も大切です。 　本講座では、それを実現する方法として、『“セルフマネジメント”により自律した人財』を育てる組織運営を学んでいきます。一人ひとりが、客観的に物事を判断し、課題を見つけ、解決と成長を促す目標設定をし、その目標達成までのイメージを行動レベルに落とし込み、実践していく。この“セルフマネジメント”のサイクルを、受講者自らが実践し、かつ組織に広め定着させるポイントをお伝えしていきます。 　従来のトップダウンマネジメント・数値管理マネジメントから脱却し、変化に柔軟に対応できる組織づくりへのスタートを、ここから始めてみませんか？ ※「VUCAの時代」・・・Volatility（変動性）、Uncertainty（不確実性）、Complexity（複雑性）、Ambiguity（曖昧性）の頭文字からなる言葉で、2010年代から現代の経営環境を表す言葉として使われています。

内容

【第1回】2020年2月21日（金）18：30〜21：00

◆セルフマネジメントの全体像 　・仕組みの目的や意味を理解する 　・「今、なぜセルフマネジメントなのか」を対話で考える 　・これからのリーダーに欠かせない“セルフ・アウェアネス”（自己認識） ◆主体性や創造性を生み出す目標設定と仮説づくり ◆マンダラシートの作成で未来像を考える ※次回以降に向けて課題があります※

【第2回】2020年2月28日（金）18：30〜21：00

◆関係性の質と思考の質を高める対話 ◆“心の姿勢”と“モノの見方・考え方” 　・自身の内なるものを引き出す 　・奇跡を起こすマイクロアクション 　・自社で組織的に実践するために ※次回以降に向けて課題があります※

【第3回】2020年3月5日（木）18：30〜21：00

◆良い習慣づくりを継続させるには ◆プロフェッショナルに見る“心の姿勢”と“モノの見方・考え方” ◆セルフマネジメントにおける自己内対話 ◆1ヶ月計画（月間マネジメントシート）の作成　〜目標設定と仮説づくり〜 ※次回以降に向けて課題があります※

【第4回】2020年3月13日（金）18：30〜21：00

◆人の内発的動機が高まる目標設定 ◆“目標”と“心の姿勢”と“モノの見方・考え方”のつながり ◆月間マネジメントシートと対話を活かした未来型組織開発の探求

【第5回】2020年3月19日（木）18：30〜21：00

◆実践課題の客観的振り返りで思考や心の変化を紐解く ◆明日から実行できる具体的行動への落とし込み ◆今後の自社での組織的実践に向けて

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